チャンピオンズカップの前哨戦・ステップレースを振り返る。マイルチャンピオンシップ南部杯の回顧を行います。
盛岡競馬場は基本的に時計の出やすいダートで、芝並みの時計が出ることもある。今回のレースでも、比較的時計の速い決着になりました。ゴールドドリームが出走して注目となりました。この日は内々が少し深いのか、伸びない印象を受けました。
1着 3番 サンライズノヴァ
父、ゴールドアリュール、母、ブライトサファイヤ、母父、サンダーガルチ、母母父、リアルシャダイ
本質的なダート血統。いつもよりも前目の位置でレースを進める。地方馬が混合のレースだから、後ろからになると、捌くのに苦労するのあるし、置かれて流れに乗れないことにもなりかねないので、吉原騎手の好判断だったと思う。早め早めのレースだったが、脚色が鈍ることなく、1着で駆け抜ける。ポジションうんぬんよりも、速いダートが得意なんだと思う。もちろん展開次第な面もあるが…。
2着 4番 アルクトス
父、アドマイヤオーラ、母、ホシニイノリヲ、母父、シンボリクリスエス、母母父、シーキングザゴールド
母系はダート血統、父の血統からもう少し距離が伸びても大丈夫そうな血統でもあるが…。行く馬を行かせて、内の3番手くらいでレースを進める。内々があまりよくないからか、休み明けの分もあったか、勝負所でもたついてしまったが、ゴールドドリームに競り勝つ。チャンピオンズカップには出ないみたいだが、次はどこに使うのか。
3着 13番 ゴールドドリーム
父、ゴールドアリュール、母、モンヴェール、母父、フレンチデピュティ、母母父、コックスリッジ
本質的なダート血統。休み明けなので、本調子ではなかったのかもしれない。外枠も悪くはなかったと思ったが、勝負所で手が動き、ズブさを見せいていた。年齢的なものがあるのか、休み明けの分か。ただ、長い間ダートのトップクラスに居続けられるのはすごいし、うまく調整されているんだと思う。チャンピオンズカップでも本命候補になるんだろう。
4着 5番 モジアナフレーバー
父、バトルプラン、母、ナスケンアイリス、母父、フレンチデピュティ、母母父、カポーテ
南関東のエース候補。速いダートは合いそうな感じだし、距離もマイルくらいいいんだとは思う。帝王賞でも見せ場はあったし。中央馬相手に真っ向勝負を挑んで僅差だったので、この馬も力をつけている。
次は勝島王冠にむかうのかな?圧倒的人気になりそうだけど。
5着 14番 ロンドンタウン
父、カネヒキリ、母、フェアリーバニアン、母父、オナーアンドグローリー、母母父、ストームキャット
高速ダートのレコードを持っている馬。鞍上、御神本騎手。果敢に先手を主張。ただ、馬場が逃げ馬にはつらい感じの印象だったから、厳しいだろうなと思ってはいた。粘り切れず5着だった。チャンピオンズカップでも逃げるのか…。揉まれるとあまり良くはない馬なので。
6着 1番 ミツバ
父、カネヒキリ、母、セントクリスマス、母父、コマンダーインチーフ、母母父、アフリート
砂を被らず、スムーズな形が理想な馬なので1枠はかわいそうだった。距離も少し忙しい感じだったし、上位との差もあったので、厳しいレースになってしまった。川崎記念を勝ったが基本的には小回りは今一つな印象があるし、チャンピオンズカップでも厳しいレースになりそうだが…。東京大賞典で巻き返しを期待するしかないか。内枠なら消しだけど、。
チャンピオンズカップには、ゴールドドリーム、ロンドンタウン、ミツバが参戦予定です!
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