帝王賞のレース回顧を行います。
あくまで自分なりの見解ですのでよろしくお願いいたします!
馬場状態は良馬場。時計は少し早い感じって感じでしょうか。前半の1000メートル59秒9。結果的にはスタミナ勝負の形になりました。
1着、4番、ゴールドドリーム。
父、ゴールドアリュール。母、モンヴェール。母父、フレンチデピュティ。
かしわ記念の勝ち馬。昨年のチャンピオンズカップの勝ち馬。大井2000メートルは馬券対象になっていなかったが、馬が馬郡の中でも我慢ができるようになったのか、そこから好成績を収めれるようになった。
ゲートの出が悪かったのだが、マイルG1を使っていたから、二の脚で労せず好位に取り付けた。ケイティブレイブが相手と踏んだのか、道中マークする形をとる。コースロスなく内々を立ち回り、最後の直線も内々へ。テイエムジンソクが外に張った感じもあったからだと思うけど。完璧な騎乗のレース。これでは後ろの馬も届かない。さすがルメール騎手。強い馬に乗ってきたときは安心感があります(笑)。ダート界の帝王が誕生した。
2着、2番 ケイティブレイブ。
父、アドマイヤマックス。母、ケイティローレル。母父、サクラローレル。
サクラローレルの血が良さを活かしている感じがしているかな。年を重ねてもまだ走りそうな母系だから、今後もダート界を引っ張っていく馬になると思う。
テイエムジンソクやオールブラッシュが、押していったからその後ろへ、オールブラッシュを交わしにいった時に脚を使ったことも最後響いたかもしれないが、サウンドトゥルーの脚を封じているのだから、レース自体は完璧だったと思う。勝ち馬にうまくスペースができてしまったのが、痛かった。大井2000メートルは得意な馬ではあるから、今後も堅い決着になりそうな感じ。
3着、10番 サウンドトゥルー。
父、フレンチデピュティ。母、キョウエイトルース。母父、フジキセキ。8歳。セン馬。
フェブラリーステークスからの休み明け。かしわ記念を使った方がよかったのかもしれないが、陣営は冬場を意識しているかもしれないから、使わなかったのかもしれない。
結構ペースが速かったので、中団後ろからでも悪くはなかったと思う。3コーナー付近でムチが入っていたが、リッカルドをあっという間に交わす感じはまだ、脚は健在。上位2頭とは差が出たが、展開次第では巻き返し可能では。
4着、6番、リッカルド。
父、フサイチリシャール。母、キョウエイハツラツ。母父、オペラハウス。
母父のオペラハウスの血が厳しいペースでのレースにおいての好成績を収めているのか。少し時計のかかる地方の砂が合う要因かもしれない。
ポジションは、勝ち馬と2着馬の後ろにいたのだが、最後は力負け。本質的にはもう少し短い方がいいのかもしれないが、2000メートルでも結果を残しているのだから、案外気にしない方がいいかもしれない。
5着、8番、ヒガシウィルウィン。
父、サウスヴィグラス。母、プリモタイム。母父、ブライアンズタイム。
昨年のジャパンダートダービーの勝ち馬。大井の2000メートルは得意な馬だから、リッカルドを交わせそうな感じだったが…。最終的には上位の馬とはまだ、差がある感じ。成長力がある感じもないし、母系はスピードタイプの馬が多いから、影響がなければいいんだが…。
6着、5番、テイエムジンソク。
平安ステークスで控えて、いい形で進めていたんだけど、伸びきれなかったから、今回ハナに行く作戦をとったと思う。ただ、前半1分を切るペースであったので、さすがに最後バテバテになってしまった。
アウォーディーはドバイ帰りが影響か。ポジションは悪くなったけど直線伸びなかった。
オールブラッシュは、ハナに行くしか好成績を収めれないのかな?
アポロケンタッキーは、ゲートが不安定だから、できれば外目の枠が理想的な感じ。揉まれるとよくないところを出すし、強烈な差し脚があるわけでもないから、今回の惨敗も仕方ないか。