2018年 4月29日 天皇賞（春） レース回顧

　天皇賞（春）のレース回顧をします。あくまで自分なりの見解なので、気楽にお楽しみください。

　京都の芝は極端に時計が速いわけでもなく、芝のレースの上り3ハロンがそこまで速くないので、後方一気以外の有利不利はないと思います。ただ、内枠有利かな。内をうまく立ち回れるのが、ベストでしょうか。

　1着　レインボーライン

　父ステイゴールド、母レーゲンボーゲン。母父フレンチデピュティ。半姉にアニメイトバイオがいて、あまりステイヤーっていう感じはしないんだが…。ただ、おととしの菊花賞2着馬だし、距離に不安はなかった。ただやや外枠の12番だったので位置取りが難しいかなと思ったが、後方寄りにはなったが、内に入れてレースを進めていた。向こう正面で他の馬が動いていったのだが、同馬は動かず、じっと脚をためていた。岩田騎手もそれがよかったと振り返っている。直線は内から脚を伸ばし、内から突き抜けた。なんかダンスインザダークが菊花賞を勝った時のような感じだった。ただ、ゴール版を過ぎて歩様を乱した感じで、途中下馬。は行らしいが、無事であってほしい。

　2着　シュヴァルグラン

　父ハーツクライ、母ハルーワスウィート。母父マキャベリアン。

　前走大阪杯で大敗していたが、宝塚記念でも負けていたから、中距離が苦手なのか？実績を考慮して1番人気になったか。斤量慣れもあっただろうし。

ハーツクライ産駒は好走はするが、なかなか勝ちきれない。また右回りのG１を勝てなかった。レースは先行策でペースもさほど速くはなかったので、よかったんだと思う。向こう正面で動いてくる馬がいたので厳しい展開にはなったが、逆にスタミナ勝負になったので、悪くはなかったか。直線では速め先頭にたってそのまま押し切るかと思ったが、勝ち馬の末脚の強襲に遭ってしまった。もう少しなんだが。

　3着　クリンチャー

　父ディープスカイ、母ザフェイツ。母父ブライアンズタイム。兄弟は短距離馬のワキノブレイブがいる血統。

　意外な感じだが、昨年の菊花賞2着馬で、京都記念でも強豪相手に勝っている。京都が合うのかな？武豊騎手が騎乗停止で急遽三浦騎手が代わりに騎乗。レースぶりは悪くなかったんだが、やっぱりテン乗りは難しいと思う。よく馬券に絡んだと思う。

　4着　ミッキーロケット

　父キングカメハメハが長距離を走る感じはないが…。ただ産駒のルーラーシップはスタミナ血統として注目されているから。一概には言えないのかな。1枠を最大限生かした騎乗で、内々をうまく立ち回り、馬券に絡みそうな感じだったが、もうひと伸び足りなかった。斤量慣れしていたのもよかったか。

　5着　チェスナットコート

　日経賞から斤量3キロ増。斤量慣れしていないのが、響いたか。レースぶりはよくて、うまく外に出せているし、交わせそうな感じではみていたが…。目黒記念とか出てきそうだが。

　アルバートとトーセンバジルは外枠が響いた感じ。外々を回る感じになったので直線に入ったらもう余裕がなかった。

　サトノクロニクルは大きく負ける感じはないと思ったが、道中動いていったのもあったが、４角手前ではもうムチが入って余裕がなかった。距離が長いのか…。斤量慣れしてないのも響いたか。

　ガンコは控えすぎると速い脚が使えないタイプなのかな？ハナもしくは被されない位置での競馬がいいのか…。でも直線向くまで色気はあったから。距離が長いのかもしれない。

　

タグ：天皇賞春 レインボーライン シュヴァルグラン クリンチャー

2018年 4月２８日 青葉賞 レース回顧

　青葉賞のレース回顧です。あくまで自分なりの見解ですので。読み物としてお楽しみください。

　東京の芝は先週と同様、走破時計が少し速い感じで、先行馬が有利な感じ。後方一気では、ペースが上がらない限り厳しい展開になる感じでしょうか。

　１着　ゴーフォザサミット

　父、ハーツクライ。母ラグジャリー。母父ストームキャットで、タイトな展開に強い血統である。半兄はショウナンマイティで、良血でもある。兄は青葉賞で勝てなかったが、弟が青葉賞を快勝した。

　レースタイムが２分２４秒４と優秀であり、ダービーでも十分チャンスがあると思う。

　後方から行かせていた馬を、先行させて後続の馬を完封。蛯名騎手が完璧に乗った。内でじっとしていたのがよかったと思う。外に出したときに１８番のサトノソルタスの脚がなくて蓋をされずにスムーズに出せたのがよかった。百日草特別を好時計で買っているのだから、東京コース、延長で悪い方に出るわけがない。なのに人気がなかったので、本命だった人はおいしい馬券を手に入れたと思う。

　やっぱり、父ハーツクライは右回りが苦手なのか…。でもグレイルとかもう少しって感じもするから苦手って感じもないんだけど。右回りのG1を勝ったのはスワーブリチャード１頭だけだし…。ただ、東京の２４００はやっぱり走る！今回はディープ産駒が人気になっていたけど、人気がないハーツクライ産駒を狙ってみるのもいいですね。

　２着　エタリオウ

　父ステイゴールド。母ホットチャチャ。母父cactus Ridge。

　母父は？って感じだが、母父父はなんとストームキャット。意外とこの馬もタイトな流れは得意なのかもしれない。前走サトノワルキューレに負けてはいたが、勝ち馬がその後フローラステークスを勝っているのだから、もう少し人気なってもよかったのかもしれない。（単勝７番人気）まあステイゴールド産駒の特徴そのものって感じでかな。

　レースでは先行し、向こう正面では勝ち馬の外へ。４コーナーでは積極的に早め先頭に立つ勢いで外に出す。一旦先頭にはたったが、勝ち馬には交わされ、３着のスーパーフェザーにも迫られたが、なんとか２着を守った。気性面が難しいみたいなので、人気になったら惨敗とかもあるかも。ステイゴールド産駒らしいね（笑）ただ、ダービーでも悪いレースはしないと思う。

　

　３着　スーパーフェザー

　１番人気。父ディープインパクト、母オーサムフェザー。母父awesome of course。

　母父父はデピュティミニスターなので、ダート志向の感じもあるが、カミノタサハラも似ている血統背景だから、悪くはないか。

　アザレア賞の勝ち馬が青葉賞も好走しているため、人気になった感じ。

　レースは中団後ろで進めて、直線は外へ。一瞬馬郡を呑み込むような脚を見せたが、内にもたれてしまう。そのため最後まで伸びきれなかった感じ。ちょっと物足りない感じだが…。ダービーに出るのかな？

　モンテグロッソ、トラストケンシンは先行して粘りこみ。馬場を活かせたのもあったし、距離もよかったんだと思う。

　６着　サトノソルタス

　東京２４００の大外枠はさすがに厳しかったか。内に入れたらよかったのかもしれないが、力を試してみたんだと思う。共同通信杯ではキレを活かす感じで好走したが、スタミナ勝負になると力を発揮できないタイプか。４コーナーでの脚が上がっていたので、距離が長いのかもしれない。マイルくらいがいいのか…。２０００メートル近辺でレースかな。

　８着　ダノンマジェスティ

　昨年の皐月賞馬アルアインの全弟で大寒桜賞の勝ち馬だが、勝ちっぷりが今一つだったと感じた。勝負根性はあるかもしれないが…。きさらぎ賞で惨敗しているのが気になっていたが…。中団くらいに構えていたが、目立って伸びていた感じもなかった。弱いのかな？大寒桜賞に出走した馬は他にもいたが、惨敗している。良血だから、今後は休ませる可能性もあるかな。

　１１着　オブセッション

　前走弥生賞惨敗。しかも気性の悪さを出しての負けだったので、今回も人気になると危ないとは思っていた。ある競馬評論家の書籍に、『気の悪さを出して負けたサンデー系の馬は次走も走らない』と書いてあった。確かモデル例はプランスデトワールだったかな？ルメールさんが乗って気の悪さを出したんだから、よっぽど悪いんだと思う。スタートで寄られてしまった点はあって後方になったが、目立って伸びなかった。今後も人気になった際は注意は必要かな。

　１８着ダブルフラットは、ハナに行けなかったのが敗因？引っかかっていたので、その時点でアウトだったか。１０着ディープインラブは、全兄ディープブリランテだから。再現を狙ったんだけど、まだ力がないかな。

タグ：サトノソルタス ゴーフォザサミット 青葉賞 スーパーフェザー エタリオウ

2018年 ４月２５日 しらさぎ賞 レース回顧

　しらさぎ賞のレース回顧を自分なりにまとめてみます。

　この日の浦和は雨で馬場が不良馬場になり、条件戦では先行内枠が絶対有利な馬場になっていました。馬券は１、２、３番枠が絡んだレースが全１２レース中１１レース（しらさぎ賞以外）と内枠買えば当たるし、穴も拾えるみたいな馬場状態でした。

　しらさぎ賞のレース回顧です。

　１着　ラーゴブルー

　良血馬が重賞初勝利！テンの３ハロンが３５．１秒と超ハイペースの中、楽々と逃げ馬（コーリンベリー）の後ろにつける。レースプランとしては一番いい選択だったと思う。コーリンベリーがばてない限りはとは思っていたが、２着のファイトユアソングが捲ってきたので、ヒヤッとしたのかもしれないが、キレる脚があるので、直線では内々から突き抜けて快勝。斤量５２キロも味方したか。牝馬重賞路線で主役になれる可能がある１頭である。頼むから中央再転入することはやめてほしいな。

　２着　ファイトユアソング

　斤量５４キロ。レース前半の３ハロンがかなり速くなったため、ホームストレッチではある程度後ろでもいいかという感じ。向こう正面で動いて、４コーナーでは早くもコーリンベリーを交わして早め先頭にたったのだが、勝ち馬のキレのある脚に屈してしまう。ジョッキーは完璧に乗った。勝ち馬との斤量差も影響したと思う。もう少しだった。器用さがあるので浦和が合うんだと思う。

　３着　ニシノラピート

　斤量５７キロ。結果的に大外枠があだとなった感じ。内枠の馬がガンガン主張したため控える形になり、向こう正面で最内に馬を入れたが、逆に動きたいときに動きづらい場面があり、もったいなかったか…。ただ外々を回し続けても脚がなくなってしまうので、的場騎手にとっては難しい騎乗になったんだと思う。スムーズさを欠いても３着にきているのだから、浦和の１４００はあっているんだと思う。

　４着　コーリンベリー

　斤量５８キロ、１番人気。しかも休み明けで前走大敗のなかで、よく走っている。ハナにいったのは意外だったが、馬場状態、斤量を考えたら一番いい選択だった。ハイペースではあったが、控えていたらもっと着順が悪くなっていたと思う。さきたま杯である程度人気で着外だったから、浦和コースは合わないのかもしれない。この後は習志野きらっとスプリントとかに出るのかな。

　５着　アップトゥユー

　斤量５４キロ、ハナを主張しようと思ったら行けたのかもしれない感じだったが、コーリンベリーがガンガン主張したので控える形を。ただ、砂を嫌がるのか、もたもたしてしまい。ラーゴブルーに前に入られてしまう。

控えて脚を使えるわけでもないので、結果的には逃げバテのコーリンベリーも交わせず、なだれ込む形になってしまった。斤量５４キロでもあったので、物足りない感じ。ハナに行ければまた違ってくるのかもしれないけれども。掲示板入着は最内枠のおかげかな。

　フジノドラマは左回りはうまくこなせていたと思うが、速い脚が使えないので、ポジションが悪くなるとどうしても苦しい競馬になってしまう。コスモフットライトとスターインパルスは超ハイペースとハナを主張できなかったことでの惨敗かな。

　

タグ：しらさぎ賞 ラーゴブルー コーリンベリー

2018年 ４月２５日 しらさぎ賞 展望 予想

　おはようございます！

　浦和の天気が雨予報が出ていますが…。馬場が気になるところです。ただ、馬場傾向は先行馬、内枠が有利に働いているので、仮に馬場が渋っても変わらないと思います。レースタイムが速くて、上り３ハロンとも速いので後方の位置からでは厳しく、道中動ける器用さがないと馬券には絡めないでようか。

　今年のしらさぎ賞はハナに行きたい馬が結構多いので、位置取り予想が難しいですね…。

　コーリンベリーは転入初戦のレースで５８キロ。しかも２番ゲートなので、ハナは難しいかも。外にスターインパルス、コスモフットライト、ディーズプリモ、ニシノラピート等、テンに速い馬がそろっているので、控える形も考えているのでは。ハナが理想ではあるのだけども。

　

　１番のアップトゥユーも最内枠がどう出るか。控える形で勝ちが少ないので、ロスなく立ち回りたいが…重賞でも成績があまりよくないので厳しい戦いになるかもしれない。

　３番のスターインパルスはテンは速く、ハナが理想だが、外にニシノラピート、コスモフットライトがいるので競りこまれる可能性があり、しかも斤量５７キロ。前走のレースぶりがよくないので、心配。

　４番ラーゴブルーは母ペルシアンドール。姉にデニムアンドルビー。弟はキタノコマンドールがいる良血。

　良血馬が厳しい流れで穴をあけるケースがあるので、抑えは必要でしょうか。レースぶりも砂を被っても大丈夫なので、本命の人も多いかもしれません。父ハーツクライだから、浦和の１４００？みたいな感じもあるけど。気にしない方がいいのか…

　６番ファイトユアソングは後ろからいきそうだが、前走道中動けているので、前がやりあう形になったら、チャンスはあるかも。

　７番フジノドラマは左回りが３歳時のロジータ記念以来であり、うまく立ち回れるかどうか、穴人気にはなりそうだが…。

　８番コスモフットライトは前哨戦逃げ切り勝ち。ただ今回は速い馬が揃ったので前走みたいにうまくいくかは疑問がある。鞍上が左海騎手なので、ガンガン行かせそうだが。斤量５２キロを生かしてどこまで。

　１２番ニシノラピートは大外枠で、ハナ主張は微妙なところだが、行けなくてもコスモフットライトが逃げる形なら楽にポジションとれそう。最初の１コーナーでの位置取りがカギに。５７キロは厳しいがどこまで粘れるか。前年の覇者が巻き返せるか。

　

タグ：予想 展望 しらさぎ賞

２０１８年 ４月２２日 フローラステークス レース回顧

　東京の芝は開幕週で時計が速いと思いきや、そこまで速いわけでもなく、標準の時計。逃げの成績も人気ほど悪くなく、大外からの強襲もあったりと、馬場差は特になかったと思う。ダートは基本先行有利で、大穴馬も先行粘りこみであった。

　１着　サトノワルキューレ

　スタートが悪く最後方から。ただ、内枠だったので、変に力を使わなかったのはよかったか。じっくり構えて直線は大外へ。ぐいぐい伸びてゴールで差し切る。オークスも同じ戦法をとるのか…。

　２着　パイオニアバイオ

　大外枠はさすがにどうかとは思っていたが、先行してあわやの２着。父はルーラーシップで母はアニメイトバイオか。父は未勝利勝ちをした直後の重賞でよく馬券に絡み、スタミナ血統として確立している。母のアニメイトバイオもローズステークスを勝っていたりと重賞勝ちがある。なのに１３番人気か…。大外枠が嫌われる要因だったと思うが、走ってもおかしくない血統だよな～（泣）馬体増で好走したのは大きく、オークスも十分チャンスがありそう。馬券を獲った方おめでとうございます！

　３着　ノームコア

　大外枠から無理して主張せず、２番手で進める。逃げ馬が速めにバテたため、直線ではもう先頭に。ちょっと早すぎた感じもあったが、大外枠だから仕方ない。よく粘ったほうだと思う。

　４着　サラキア

　不完全燃焼の形にもみえるが…。結果的には最内枠があだとなったか。早めに外に出したかったのだろうが、意外ともたもたしてしまう。距離は問題なかったんだろうが、ジョッキーも悔しかったと思う。もったいない1戦になってしまった。

　オハナは馬体重が少ないから、距離がどうかとは思っていた。ポジションは悪くなかったが、伸びず。結果的には距離が長い印象。レッドベルローズもマイルくらいがいいんだと思うが…。

タグ：東京競馬 サトノワルキューレ フローラステークス２０１８ レース回顧 4月２２日