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2018年 7月25日 習志野きらっとスプリント 回顧 [回顧]

 習志野きらっとスプリントの回顧を行います。後日先週の中京記念、函館2歳ステークスの回顧も行います。よろしくおねがいします。


 あくまで自分なりの見解ですのでよろしくお願いいたします!

 

 スーパースプリントシリーズの最終戦で、地方競馬の韋駄天たちが集う夏の地方競馬短距離頂上決戦となるレース。グレードが格上げされたことで、馬の質も上がってくるだろうし、こういうレースがあると地方競馬も盛り上がるだろうから、開催編成として、とても面白い出来事だと思う。馬券が当たるかは別ですが…(〉_〈)


 馬場は良馬場。勝ち時計は60秒3。少し時計がかかる感じなのかなって感じの馬場で、先行有利の馬場、内を立ち回れる器用な馬が好成績を収める馬場という感じでしょうか。


 1着 5番 アピア。

 父、ファスリエフ。母、ウインプレセア、母父、アグネスタキオン。

 母父のアグネスタキオンがいいスピードを与えている感じなのかな?7歳だが、大事に使われているし、せん馬は年齢を重ねても走る傾向がある(2017年キーンランドカップのエポワス)から、せん馬にしたのが成功した例かもしれない。ノンコノユメもそうだしね。

 スタートで後手。ただ、二の脚が速くうまく巻き返す。内枠の馬がハナに行ったので、内でごちゃつかなかったのもよかったし、うまく内々を立ち回れたのもよかった。御神本騎手もうまくエスコートできたのではないかな。少し焦ったかもしれないけどね。ここでは力が違った感じ。船橋1000メートルも条件がいいんだと思う。

 目標は東京盃を狙っているのかもしれないが、ゲートがもう少し出てくれればいいね。


 2着 11番 クルセイズスピリツ。

 父、サウスヴィグラス。母、クルセイズ。母父、バブルガムフェロー。

 今年の優駿スプリントの勝ち馬。優駿スプリントでは人気薄ではあったが、内容的には完勝であった。斤量が53キロだったのも、良かったと思う。スタートを決めて、外の3番手。ラディヴィナが4コーナーで後退したので、早めに抜け出す形になったが、アピアにうまく立ち回られたしまった。今後1級線と戦うにはもう一段ギアが欲しい感じもするが、よく善戦したと思う。西騎手もいい馬に出会えたね。


 3着 10番 サクラレグナム。

 父、サクラプレジデント。母、グローリーゲイト。母父、ブライアンズタイム。

 父は短距離志向の馬も多いし、母父のブライアンズタイムがダートでいい方に出ているのかもしれない。1000メートルは初めてだし、さきたま杯以来もあって人気は落としていたが、今までのレースでもテンについていけないわけでもなかったし、二の脚もあるから条件は悪くなったと思う。器用さも少しはあるから、うまく立ち回れたし、赤岡騎手もうまく乗ったと思う。勝ちきるには展開の助けが必要かもしれないが、あと1回くらい穴を開けそうな感じもする。


 4着 1番 サトノスピードオー

 父、ダノンシャンティ。母、ストームティグレス。母父、ストームキャット。

 血統的に結構高そうな馬。速いダートなら走りそうな感じもするが。ダノンシャンティ産駒が短距離のイメージもないんだけどね…。気にしなくていいのかな?

 今回は最内枠が仇になった感じ。うまく追走できなかったのもあったし、内々を回って、最後大外に回したが、届かなかった。でも今後うまく使っていけば重賞は取れそうな気もしているが。


 サトノタイガーは10歳だが、船橋1000メートルは得意な馬。年齢の陰りもあるが、もう少し長く走ってほしい感じ。


 フラットライナーズはハナに行けたんだけど、粘りが足りなかった。馬場も悪い感じではなかったし、物足りない感じ。


 ラディヴィナは現状は力負けの感じかな。

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2018年 7月16日 プラチナカップ 回顧 [回顧]

 新設重賞プラチナカップのレース回顧を行います。


 あくまで自分なりの見解ですのでよろしくお願いいたします!


 実は個人的に浦和の1400メートルは好きではないんです。(笑)かなりごちゃつくし、乗っている騎手も危ないと感じているんじゃないですかね?あくまで、個人的な感想なので、実際はどうかはわからないですが。


 斤量は牡馬58キロ。牝馬は56キロ。今年は10頭の出走でした。牝馬はしらさぎ賞勝ちのニシノラピートのみ。もう少し工夫すれば牝馬の出走も増えそうだが…。ここを使ってじゃあ次どこをつかうのか?単発の重賞では意味がないだろうから、もう少し番組の編成を考えた方がいいのかもしれない。


 走破時計は1分26秒1。前半の3ハロンが35秒6。後半の上りが38秒2。結構速い時計でした。

 

 1着、7番、キタサンミカズキ。

 父、キングヘイロー。母、キタサンジュエリー。母父、サクラバクシンオー。

 スピート溢れそうな血統。不良馬場ならなお走りそうな感じ。前走のさきたま杯は勝ったと思った人も多いと思います。あっさり、写真判定が出たから拍子抜けしたんだけど(笑)。

 ゲートをうまく出て、先団で追走。頭数が少ないこともあって、スペースもあったし、余裕のあるレースぶりだったと思う。最後は逃げた馬を4馬身突き放し完勝。小回りコースなら1400メートルもこなせるんだと思う。交流重賞でも中央馬相手に善戦しているから、このまま頑張ってまた東京盃あたりを勝ってほしい。


 2着、1番、ウェイトアンドシー。

 父、オレハマッテルゼ。母、レディージーニアス。母父、エブロス。

 川崎マイラーズであまり強くはないのではとコメントしたが、今回も好走したから、訂正します(笑)。サッカーワールドカップの本田圭佑みたいな扱い…。前走は控えて結果を出せなかったので、ハナを主張。さすがに前半が速すぎたので、最後はいっぱいいっぱいになったが、後続からの脚は封じているのだから、現状はハナを主張してスピードを活かす形がいいんだと思う。


 3着、2番、インフォーマー。

 父、タイムパラドックス。母、カネシヨウベガ。母父、ナグルスキー。

 母父はニジンスキー系でスピードタイプが表に出ている感じがする。兄は快速馬のチョウサンペガサス。

 時計が速い方がこの馬にはいいんだと思う。展開が向いたのもあったし、頭数も少なかったので、比較的レースはしやすかったと思う。重賞を勝つには年齢的に難しいと思うが、馬券圏に入ることはまだありそうな感じ。人気になるとどうかとは思うが。


 4着、6番、ノブワイルド。

 父、ヴァーミリアン。母、コウエイベスト。母父、アンバーシャダイ。

 母父、アンバーシャダイも今の競馬会でいるのかどうかってくらい古い血統であるが、地方競馬ならではって感じもするので、それも競馬の醍醐味なのかもしれない。前田さんも渋い馬買うね(笑)。

 ウェイトアンドシーが最内でスタートを決めたので、2番手でレースを進める。前半のペースが速かったので、最後はバテバテに。ハナを主張した方がいいんだと思うけど、長期休養前は控えて結果を出していたので、競馬を教えている段階なのかもしれないが…。今回無理に行っても、キタサンミカヅキにはあっさり完敗してたと思うけど。


 リアライズリンクスは追走じたいはよかったが、もう少し距離があった方がいいのか。それとも浦和がいまひとつなのか。


 トキノエクセレントはまだ本調子ではないんだと思うけど、復調してくればまだ馬券に絡めそうな馬。浦和が一番合うだろうから、もう少し待ってみる。

 

 ニシノラピードは逃げの後ろだったが、勝負所では後退してしまう。あまり揉まれないほうがいいと思うし、理想はハナなのかもしれない。


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2018年 7月16日 マーキュリーカップ 回顧 [回顧]

 マーキュリーカップのレース回顧を行います。今回は番外編ということで、盛岡コースが好きなので、回顧を行うことにしました。


 あくまで自分なりの見解ですのでよろしくお願いいたします!


 走破時計は2分3秒5.ラップが掲載されていないので、推測で前半の1000メートルは62~63秒の間くらいでしょうか。盛岡のダートはかなり軽くて、中央の芝みたいな時計が出ることが多く。スピードで押し切る馬が結構多い。


 1着、10番 ミツバ。斤量55キロ。

 父、カネヒキリ。母、セントクリスマス。母父、コマンダーインチーフ。

 先行したり、追い込みに徹したり、捲くって押し切る形だったり、馬場状態に合わせてレースができる強みがある。だから、外枠の方が比較的力を発揮できるタイプかもしれないが…。上りの速い決着でも対応できる馬だから、盛岡コースも合っているんだろう。上り3ハロン35秒2。

 スタートはマズマズで、本当は先行したかったんだろうが、他の馬の方が速かったので、フェニックスマークをマークする形でレースを進める。3~4コーナーでは動いて直線横並びになる形にして、粘るヨシオを交わしてゴール。松山騎手は勝てる力があると信じて乗った騎乗であり、馬もしっかりと応えた。交流G1となると相手が手強くなるが、広いコースなら好走できるチャンスがあるだろう。


 2着、8番、ヨシオ。斤量54キロ。

 父、ヨハネスブルグ。母、フローラルホーム。母父、ケイムホーム。

 父はアメリカダートの血統で、高速ダートで持ち味が活きる。母系からも長い距離という感じはしないが、それをカバーするように盛岡コースが合っているんだろう。スローペースに落として逃げ、押し切りを狙えたのはいわれてみれば納得できる感も。戸崎騎手もうまく乗ったと思う。上りがかかるダートになるとどうかという不安はあるし、1級線相手だとさすがに劣るが、時計が速い決着には強いと思うから、条件が合えば狙ってみたい1頭。


 3着、14番、フェニックスマーク。斤量54キロ。

 父、シニスターミニスター。母、エターナルロマンス。母父、シンボリクリスエス。

 オープンまで4連勝中の馬で、1番人気に支持された。

 父産駒は揉まれるとよくない産駒が多いから、大外枠は悪くはないと思っていたが…。道中も外の3番手で、悪いポジションではなかったが、直線では伸びきれなかった。まだキャリアも浅いし、4歳馬だからこれからの馬だとは思う。上りが速いとダメなのかなと思っているが、まだキャリアが浅いので、決めつけない方がいいかも。


 4着、7番、ドラゴンエアル。斤量54キロ。

 父、タイムパラドックス。母、シルクアウローラ。母父、クロフネ。

 道営の馬で、前走道営の重賞だが、逃げて圧勝していた。地方の有力馬ではあったが…。もう少しだったし、4コーナーでもうまく立ち回っていたから、服部騎手はもしかしたらと、思ったかもしれない。上位3頭と離されてしまったので、力の差が出てしまった感じ。


 5着、9番、マイネルバサラ。斤量57キロ。

 父、シニスターミニスター。母、サザンレイスター。母父、サザンヘイロー。母系は結構地味ではあるが、こういう系統が好走すると、血統党は楽しく思ってしまう(笑)。

 浦和記念の勝ち馬だが、あまり時計が速いとよくないのかな?斤量も影響しただろうし、3か月開いたのも良くなったんだと思う。うまく乗れたと思ったんだけど、伸びきれなかった。


 6着、3番、ザイディックメア。斤量54キロ。

 父、ゼンノロブロイ。母、シルキーラグーン。母父、ブライアンズタイム。

 速いダートでも大丈夫そうな、血統でもありそうだが、勝負所でズブさを見せてしまう。逃げ馬の後ろの絶好のポジションだったのに、いいところがなかった。揉まれるとよくないのか…。ちょっとわからない感じ。もうすこし上りがかかった方がいいのかもしれない。


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2018年 6月27日 帝王賞 回顧 [回顧]

 帝王賞のレース回顧を行います。


 あくまで自分なりの見解ですのでよろしくお願いいたします!

 

 馬場状態は良馬場。時計は少し早い感じって感じでしょうか。前半の1000メートル59秒9。結果的にはスタミナ勝負の形になりました。


 1着、4番、ゴールドドリーム。

 父、ゴールドアリュール。母、モンヴェール。母父、フレンチデピュティ。

 かしわ記念の勝ち馬。昨年のチャンピオンズカップの勝ち馬。大井2000メートルは馬券対象になっていなかったが、馬が馬郡の中でも我慢ができるようになったのか、そこから好成績を収めれるようになった。

 ゲートの出が悪かったのだが、マイルG1を使っていたから、二の脚で労せず好位に取り付けた。ケイティブレイブが相手と踏んだのか、道中マークする形をとる。コースロスなく内々を立ち回り、最後の直線も内々へ。テイエムジンソクが外に張った感じもあったからだと思うけど。完璧な騎乗のレース。これでは後ろの馬も届かない。さすがルメール騎手。強い馬に乗ってきたときは安心感があります(笑)。ダート界の帝王が誕生した。


 2着、2番 ケイティブレイブ。

 父、アドマイヤマックス。母、ケイティローレル。母父、サクラローレル。

 サクラローレルの血が良さを活かしている感じがしているかな。年を重ねてもまだ走りそうな母系だから、今後もダート界を引っ張っていく馬になると思う。

 テイエムジンソクやオールブラッシュが、押していったからその後ろへ、オールブラッシュを交わしにいった時に脚を使ったことも最後響いたかもしれないが、サウンドトゥルーの脚を封じているのだから、レース自体は完璧だったと思う。勝ち馬にうまくスペースができてしまったのが、痛かった。大井2000メートルは得意な馬ではあるから、今後も堅い決着になりそうな感じ。


 3着、10番 サウンドトゥルー。

 父、フレンチデピュティ。母、キョウエイトルース。母父、フジキセキ。8歳。セン馬。

 フェブラリーステークスからの休み明け。かしわ記念を使った方がよかったのかもしれないが、陣営は冬場を意識しているかもしれないから、使わなかったのかもしれない。

 結構ペースが速かったので、中団後ろからでも悪くはなかったと思う。3コーナー付近でムチが入っていたが、リッカルドをあっという間に交わす感じはまだ、脚は健在。上位2頭とは差が出たが、展開次第では巻き返し可能では。


 4着、6番、リッカルド。

 父、フサイチリシャール。母、キョウエイハツラツ。母父、オペラハウス。

 母父のオペラハウスの血が厳しいペースでのレースにおいての好成績を収めているのか。少し時計のかかる地方の砂が合う要因かもしれない。

 ポジションは、勝ち馬と2着馬の後ろにいたのだが、最後は力負け。本質的にはもう少し短い方がいいのかもしれないが、2000メートルでも結果を残しているのだから、案外気にしない方がいいかもしれない。


 5着、8番、ヒガシウィルウィン。 

 父、サウスヴィグラス。母、プリモタイム。母父、ブライアンズタイム。

 昨年のジャパンダートダービーの勝ち馬。大井の2000メートルは得意な馬だから、リッカルドを交わせそうな感じだったが…。最終的には上位の馬とはまだ、差がある感じ。成長力がある感じもないし、母系はスピードタイプの馬が多いから、影響がなければいいんだが…。


 6着、5番、テイエムジンソク。

 平安ステークスで控えて、いい形で進めていたんだけど、伸びきれなかったから、今回ハナに行く作戦をとったと思う。ただ、前半1分を切るペースであったので、さすがに最後バテバテになってしまった。


 アウォーディーはドバイ帰りが影響か。ポジションは悪くなったけど直線伸びなかった。

 

 オールブラッシュは、ハナに行くしか好成績を収めれないのかな?

 

 アポロケンタッキーは、ゲートが不安定だから、できれば外目の枠が理想的な感じ。揉まれるとよくないところを出すし、強烈な差し脚があるわけでもないから、今回の惨敗も仕方ないか。


 

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2018年 7月11日 ジャパンダートダービー 回顧 [回顧]

 時系列はバラバラになってしまいますが、G1と交流G1レースを自分なりに回顧していきたいと思います。今後はしっかり回顧を載せていくので、よろしくお願いします!


 あくまで自分なりの見解ですのでよろしくお願いいたします!


 馬場状態は良馬場。時計はそこまで早くもなく、かかるわけでもなく…。通常の馬場状態だったと思います。基本は先行有利、内々も悪くない感じの馬場状態でした。前半の1000メートル62秒6でした。走破時計は2分5秒8。


 1着 1番 ルヴァンスレーヴ。

 父、シンボリクリスエス。母、マエストラーレ。母父、ネオユニヴァース。

   シンボリクリスエス産駒。G1制していました…。シンボリさんすいません…(笑)ネオユニヴァースの血が入っていると芝よりもダート寄りの血統になってきているのかもしれない。

 兄弟は一頭も走っていないから、良血かどうかはどうかって感じもするが…。母は長距離のダートで好成績を収めているから距離も問題なかったと思う。ユニコーンステークスを使っていたのもよかったと思うし、ここで3戦目だったのもよかった。

 レースは最内枠だったので、揉まれたらどうかなと思っていたんだけど、少し出していく感じもなく、後ろから行く形。最初から外に出すつもりのレースをするつもりだったんだと思う。外々を回す形だったんだけど、それでも勝てると思っていたんだと思う。ドンフォルティスを見る形で、直線は大外へ。抜け出すときのキレが素晴らしく。伸びが鈍ることなく1着でゴール。ダートの新星誕生で、揉まれるとどうかという不安もあるが、能力は素晴らしいものがある。今後も注目したい一頭。


 2着 14番 オメガパフューム。

 父、スウェプトオーヴァーボード。母、オメガフレグランス。母父、ゴールドアリュール。

 父からは距離をこなせるのかと思ってはいたんだが、3歳同士ならこなせるということか。古馬相手だとどうかという感じもあるが、本質的にはもう少し短い方がいいと思うが…。

 大外枠は結果的によくなかったと思う。外々を回ってしまう形になり、脚を使ってしまい、ルヴァンスレーヴやドンフォルティスに呑まれそうな形になったが、しぶとく盛り返す形で2着でゴール。ルヴァンスレーヴには完敗だが、この馬も力はあるから、大きいレースでも勝てる可能性があると思う。


 3着 3番 グレートタイム。

 父、キングカメハメハ。母、ミラクルレジェンド。母父、フジキセキ。母はダート女王。超がつくほどの良血。

 ユニコーンステークスでルヴァンスレーヴに完敗し、距離を伸ばしてどうかと1戦だったか。結構揉まれる形になり、4コーナーでは手ごたえがない感じだったが、しぶとく内々をついて伸びてきた。母父フジキセキだからそういうレースができるんだと思う。勝つには内をすくう形だと思っていただろうけどね。成長待ちかな。


 4着 2番 クリスタルシルバー。

 父、サムライハート。母、マルヨシロワイン。母父アジュディケーティング。血統は地味ではあるが…。母父が活きた形になったかもしれない。的場文男騎手鞍上。

 スタートを決めて、逃げの後ろ。絶好のポジションだったと思う。勝負所ではズブさをみせてしまったが、バテない感じで、直線盛り返す形になった。直線が長く、距離も長い方が持ち味がいきるのだろう。南関東は大井記念や東京記念など格上げされたレースが多くなったから、今後は南関東を代表する1頭になるかもしれない。


 5着 9番 テーオーエナジー。

 父、カネヒキリ。母、シルキークラフト。母父、クラフティプロスペクター。

 兵庫チャンピオンシップの勝ち馬で、日本ダービーにも出走した馬。

 最初からハナに行こうと思ったんだと思う。有力馬が後ろからになるから、勝つなら前々でと思っていたんだと思う。うまくペースを落とせたと思うし、4コーナーでも一瞬突き放していたから、鞍上は勝ったなと思ったのでは。ただ、直線で失速したから、距離が長かったのではないか。レースを見たが、やられた!と思った人も多かったのではないでしょうか。


 6着 8番 ドンフォルティス。

 父、ヘニーヒューズ。母父、グロッタアズーラ。母父、フジキセキ。キレキレの脚を持つ馬。

 結果的には間が空いてしまったのが大きな敗因か。ぶっつけ本番では、さすがにG1では厳しかったと思う。

 レースは終始外々を回る形だったが、鞍上はそれでもいいと思っていたんだと思う。内々に入れて揉まれる形よりはいいと思っていたし。直線に向いたときはそれでも伸びそうな感じだったが…。力を出し切れなかった感じ。レパードステークスに行くかもしれない。


 ハーベストムーンは揉まれたら良くない感じだし、控えて味がある感じではないから、現状はスピードを活かす形がいいんだと思う。バイラは3コーナー付近で手ごたえが悪かったから、距離が原因か。


 南関東勢では、クロスケは揉まれても大丈夫な馬だから、うまく内々をついて着順を上げた。少し直線で狭くなったが、脚があった感じでもなかったけど。

 リコーワルサーは羽田盃みたいに揉まれない形が理想だったんだけど、結果的には2000メートルは長いんだと思う。

 ハセノパイロは、揉まれたのがよくなかったのか、馬場が渋った方がいいのかな?東京ダービー馬なんだけど、羽田盃でも、揉まれて勝負所が鈍いところがあったから、マイナスな面が出てしまったのかもしれない。

 


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